中古ショップで運命の同人誌に出会った

私は元々地方に住んでいたのですが、地方民でいたころは「田舎といっても今は通販があるし、物を手に入れるのにそんなに地域格差はないんじゃないかなー」なんて思っていました。
何か遅れがあるにしても、せいぜい数日、新刊の発売が遅いくらいで、自分としてはそんなに困ったことは有りませんでした。
でも、いざ東京に移り住んで「東京来たなら池袋に行っておくかー」と思って出かけた時のことです。
目指す先は池袋、乙女ロード…某中古同人誌ショップに行くためです。
といっても、推しカプの同人誌で何かいいものがあればいいなー、という軽い気持ちで用事のついでに立ち寄ったので、何かを熱心に探していたわけじゃありませんでした。
自ジャンルの棚に移動して、求めるカップリングを探して棚を眺めていた時に、私は発見してしまいました。
まだイラスト投稿サイトやSNSがなかった、個人サイト時代に、神作家様のサイトで見た御本です。
ちなみにこのサイトはdropbooksという同人漫画メインの投稿サイトでよく見ていましたが、今は閉鎖されてるので同人誌は他のサイトで読んでいます。
>>ドロップブックスの代わりに同人マンガを読む方法
当時の私は高校生で、イベントに頻繁に行けるわけではないので、イベントでの告知を見ても、遠い世界の出来事だと思ってスルーしていました。
それが、目の前に現れたのです。もう数年前に出た本だったのですが、懐かしい気持ちがよみがえって、ためらいなくお会計をしてお迎えしました。
家に帰ってかみしめるように読みました。神の作品はやはり素晴らしかったです。発行当時の自分には読むことができるはずもなかったものを、手元に置いて読むことが出来、私は東京のすごさを感じました。
数年前の神の作品でも手に入ってしまうのは、さすが首都というべきところでしょうか。
その日私は、田舎ではほぼ経験することのできない衝撃を味わって、東京でのオタク生活の指針を得る、非常に鮮烈な経験をしたのです。